質感が違うモチーフの観察

こんにちは。アートふじみの木村美恵です。

 

おとなクラスのIさん、基本形態の石膏→大顔面の石膏を経て

別の質感のモチーフデッサンに挑戦です。

 

Iさんが選んだモチーフは、こちらの2点。

四角柱のガラス瓶と金属質のコーヒーマグです。

 

デッサンを始める前に、まずは方眼が印刷してある

カッティングボードの上に、ガラス質のモチーフと

金属質のモチーフを並べ、

質感の違いによる相違箇所を探します。

 

ものは質感によって光の反射率が違います。

ガラス質と金属質のモチーフでは、下に敷いてあるカッティングボードの

反射や映り込みなどが全然違うことがわかりますよね。

 

2つ以上のモチーフを組み合わせて描く場合、

デッサンを始める前に双方のモチーフの質感の違いをよく観察して

ある程度把握しておくと良いでしょう。

 

さて。Iさん、かたちの取り方や陰影をつける順番、目線の動かし方などが

ご自身の中で大分整理されてきているようですね^^

それに伴って、描くスピードも上がってらっしゃいます。

補助線を用いた描き方も慣れてきていらっしゃる様子。

素晴らしいです。

 

初めて描く質感のモチーフ、最初はどう描写していいのか

混乱することもあるかもしれませんが、

何度も描くことで段々と慣れてくるので

失敗を恐れずにどんどん描いてみてくださいね*^^*