こんにちは!アートふじみの木村美恵です。
おとなクラスのIさん、ハッチングでの描写に挑戦です。
ハッチングとは、細かい平行線を何本も引いて、それを様々な角度から
描き重ねていくことて質感を表現する技法です。
ハッチング技法では、ルネサンス期のドイツの代表作家、
アルブレヒト・デューラーなどが有名です。
ハッチングでは、面で表現するのとはまた違った独特の質感を表現することができます。
明暗や量感を追うことは通常のデッサンとなんら変わりありませんが、
線の方向や長さ、濃度、重なる角度などによって
絵の表情が変わってきます。
「こうしなければならない」というような決まりは特にありませんので
線の長さや角度、タッチなど色々と試し、自分の描きやすい線を
選んで行きましょう。
さて、Iさん。
ハッチングでのデッサンに選んだモチーフはアフリカ象のミニチュア・フィギュア。
象の持つ独特の皮膚感を表現するのに、ハッチング技法はなかなか面白そうですね!
フィギュアの立体感を把握しやすいようにスポットライトを使用します。
まずはハッチングがしやすいように、アウトラインを決めていきます。
今までのレッスンでは鉛筆を寝かせてタッチをつけるデッサンを学ばれていたので、
最初はどこから手を入れるべきなのか戸惑われていた様子ですが、
一度ハッチングを始めたらどんどん描き込みをしていくIさん。いやはや、流石ですね^^
こちらが途中経過の作品です。
Iさんらしい面白い線がたくさん引けています。
この作品をどういう風に仕上げたいか、途中で聞かせていただきました。
(完成作品がどう仕上がるかはさておき、)絵を描くときに
方向性を決めておくことは大切なことですね^^
見ている私もワクワクしながら見守っています。
今後の展開が楽しみですね!
ここからは余談です。。。。
Iさんから金沢のお土産をいただきました!
「まめや金澤萬久」というお店の豆菓子です。
黒豆甘納豆をチョコレートでコーティングしたお菓子で
甘納豆もチョコレートも大好きな美恵先生、
あまりにも美味しくて、思わず震えてしまいました。
つまんでいるとその美味しさから手が止まらなくなる、恐ろしいお菓子です。
このお菓子、パッケージがお豆のかたちをしていて
絵はひとつひとつを職人さんが手描きで絵付けしているのだそうです。
なんて素敵なんでしょう。
川越のまるひろさんあたりで売ってくれないかな 笑
Iさん、ごちそうさまです。ありがとうございました!
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