ロープをデッサン

こんにちは。

アートふじみの木村和弘です。

今日はおとなクラスのYさんの様子を紹介します。

今回Yさんはモチーフにロープを選び、

鉛筆でデッサンをしてらっしゃいます。

ロープがねじれてとぐろを巻いている様子、

表現するのが難しそうですね。

ロープの丸みを出しながら編み目のねじれ感も出していきます。

ここでポイントとなるのが奥行き感です。

通常、奥行きのあるものを絵にするときは

奥に行くほど「短く」「細く」「小さく」なっていきますね。

ロープを描くときも編まれている山の一つ一つの

「長さ」「太さ」「大きさ」をよく観察してみるといいと思います。

違いに注意をはらいながら

同時にロープの向きと角度も考慮して

描き進めると奥行きが出てきます。

同時にたくさんのことを

コントロールしなければならないのでたいへん！

ですが

Yさんは丁寧に観察して描いてらっしゃいました。

奥行きや立体感がとてもよく表現出来ていますね。

陰影をつけることによって丸み感もでています。

皆さんもロープのデッサンに

挑戦してみてはいかがでしょうか。